1002 猫
私の大好きな動物は、猫、だ。
小学四年生の時、友達がミニチュアピンシャーを飼うと聞いてその日のうちにお母さんと一緒にペットショップに行き、飼うか飼わないかの瀬戸際まで行ったことがあるが、猫派だ。
何故なのか、何故こんなにも猫を愛くるしいと思ってしまうのか。
まずは、あのしなやかな出で立ち
それぞれ体型の違いはあるが、しゃなりしゃなりと歩く姿がたまらないのだ。
時折微睡んでは、ビューーッといきなりどこかに駆けて行ったり、と思えばまた戻ってきたりとあの気ままな様子が心をくすぐる。
そして、餌を食べる姿。
こちらを気にしながらチラチラと目配せをしながら噛み砕く姿は狙っているとしか思えない、あざとすぎる。
留学が終えて日本に帰り、一人暮らしを再開するにあたって猫を飼うか本当に迷っている。500円玉貯金を続けて将来的には必ず飼おうかと考えている。
死ぬまでに一度は猫と暮らす生活をしたいのである、我輩は。