閉じこもるのだ
今この文章を打ててるのもすごいくらい両腕がまるで他人のもののように感じてしまう。実際気分が毎日忙しなく変わっていくから本当に疲れる。心が全然追いつかない。
大学の授業がない日はほとんど家で過ごすことが当たり前になった。
一時期何の気を起こしてだか休みは外で過ごさないと勿体無いと馬鹿みたいに思っていたが、今ではそんなことはない。むしろ、明るい時間に明るい人、明るい街並み、笑顔を見るのが無理だ。
暗いから安心してその景色に頼ることができる。
ここ最近、すごく思うのが小さい欲求はその日のうちに消化しようということだ。
例えば昨日はすごくpockeyが食べたくて、学校帰りにドラッグストアで龍角散のど飴と一緒に買った。
お菓子くらいコンビニで買うべきかなと変なプライドがあって友人に相談したが、
「pockey一箱でもいいでしょ。何を買おうがその人の勝手じゃん」
と言われ納得し、変なところでプライドが高くなる自分がめちゃくちゃ恥ずかしくなったし、そう言ってもらえてすごく安心した。
そのpockeyはというと、すでに空箱がゴミ箱に投げ込まれている。
平らげた。噛み砕いた。チョコレートが私を安心させてくれた。
昼ごはんだった。
それから水しか飲んでない。
近所から香るカレーライスの材料の匂い、玉ねぎと肉を一緒に油で炒めてるであろう匂いにもそそられない。
今はただ毛布にくるまるだけだ。